『吉野家』飯盛りのルール

吉野家のご飯の盛り付けにもしっかりとしたマニュアルがある。

まずは、しゃもじの持ち方。
卓球で言うシェイクハンドと言う持ち方である。
この持ち方がいちばん、ご飯のツブを潰さずに盛ることが出来る持ち方らしい。

また、丼に盛る時にも、決まりがあり、ひとつの丼に盛る時は、必ず2回に分けて盛らなければならないのだ。

何故かと言うと、ご飯をふんわりと盛るには、2回に分けて盛るのがちょうど良いらしい。

並盛りのご飯の規定量は250㌘、大盛り、特盛りは320㌘となっている。
そこで、並盛りのご飯を盛るには、1回目で160㌘、2回目で、90㌘を盛る。
また、大盛り、特盛りの場合は、160㌘を2回盛る。

例外もあるが、覚えるご飯の重さは、90グラムと160グラムのふたつの重さだけで良いのである。

なんとも、吉野家らしい考えである。

美味しさとスピードを求めてたどり着いた究極のご飯の盛り方が2回盛りだったと言う訳だ。



しかし、残念ながら、この職人技も最近は、上記の飯盛器により、失われつつある。

効率等の問題も考えての自動飯盛器の導入ではあるだろうから、これからも、美味い牛丼を食べる為には、致し方ないことなのであろう。

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